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本気で語るアイドル論



本気で語るアイドル論

 

月刊テレビジョンの8月号のTravis Japanのインタビューがあまりにも苦しく、切なく、だけどだからこそこの7人でよかったな、この人たちのファンになってよかったな、幸せにしてあげたいな、と思ったので、この感情を消化すべく、此処に書き記そうと思います。

(ネタバレを含みますので、自分の目で記事を読みたい方は、読んでからお越しください)

 

 

1:宮近海斗 

宮近海斗という1本道を歩いてきた みんなに見せている僕は全部、本当」

 

ちゃかゃんの素はわりと陽気な人である、と感じていたけどそれが確信に変わった瞬間かもしれない。ファンにきゃーって言ってもらうより、考えたことがうけたほうが嬉しいなの、ほんとに笑いに貪欲な人だなと思う。「アンパンマンみたいな存在になりたい」というちゃかゃんはブログでも語ってたけど、自分たちのことでネガティブな感情にはなって欲しくないって想いが強いんだろうね。

今回のアイドル論でもそれを感じます。

自分たちがこれまで培ったものを使っていかにハッピーな時間を届けられるか、ということを考えているように感じます。

だからか、あまりマイナスな発言を目にしない気がします。

特に今回のインタビューにおいては、ほかのメンバーがわりと赤裸々にマイナスな感情だった時期なども語っている中、ちゃかちゃんのインタビューにはあまり見受けられません。

「あまり自分を曲げることができない性格」

「消化してからじゃないと納得できない」

と語っているけど、それを気にしているわけでもなく、できないことに「僕はこっちを選んだから貫きたい」と話しているところを見ると、ちゃかゃんの中にはちゃかちゃんの信念があって、それに沿って進んでいるんだろうな、と感じます。

そして何より、そんなちゃかちゃんが、Travis JapanのセンターだからTravis Japanはブレないんだろうなと思いました。

ちゃかちゃんがTravis Japanのセンターでよかったなと思うし、だからこそ「みんなが頼れる、みんなが誇れるリーダー」なのかな、と思いました。

そしてきっと弱音やマイナスなことはあまり見せたくない、見えてもファンが気にならないようにしたい人なんだろうな、と感じました。

だからこそ、ちゃかゃんを認めてくれる6人がメンバーでよかったなと思います

改めて、Travis Japanっていいグループだなと思います。

 



2:中村海人

「結局、俺の行動って全てがファンの人に繋がってる」

 

なにも考えてないよー、養ってよーって見せて色々考えている人だな、というのが海ちゃんの印象なのですが、今回のインタビューは特にそれが顕著に出てるなと思いました。

そもそも、海ちゃんがペット、ヒモキャラを演じているのが、結成後しばらくは応援してくれる人が少なくて悔しい思いをしたけどどうすればいいかわからない時に、ヒモっぽいって「ファンが見つてくれたから」という理由なのがもうすでに、心が痛い。

自分を応援してくれる人が少ない、でもどうしていいかわからない、という思いを抱えていた時の悔しさやしんどさは想像以上の悩みや葛藤があったと思います。

そんな中でファンが見出してくれたキャラクターに乗っかってみた、ファンが養いたいと思ってくれるならそれもいいと思う、というまでにもきっと色々あったのだろうなと思います。

そしてそのキャラクターに甘えたらいけない、と語る海ちゃん。

そのために努力しているし、そのギャップが自分の武器であると思っているからこそ、両立できなければペットキャラをやめると決めている、そてのどこがヒモなのだろうか。

どこがペットなのだろうか。自分の武器や魅せ方をわかって演じている、そうあるべく努力をしている、それができる海ちゃんはさすがTravis Japanの選曲やプロデュースが上手いわけだな、と思いました。


そして、ターニングポイントについて。

5人になった時、バラバラになりかけた、というのは当時のオタクではない私には想像でしかわからない。

だけど、9人で結成されて徐々にまとまってきた中、1人、また1人と減っていく中で全員が同じ方向を向くのは難しいだろうというのはなんとなく、理解できる気がします。

それでも、『「Travis Japan中村海人」を応援してくれる人がいるからには絶対Travis Japanをなくしちゃいけない』と感じていた、その思いの強さや、グループへの想いはファンになってからの1年で感じた気がします。

松松に対して「2人は大変だったと思う」と度々言葉にしてくれる海ちゃんに対して松田元太くんを好きなオタクとしてはとても感謝しています。

だって本当に大変だったと思うから。

自分たちは舞台に立ちながら新たなフリを覚えて、5年間一緒にやってきた5人と揃えて踊って、Travis Payneに認めてもらうって、どう考えても大変だもの。

想像できないくらい2人とも努力したんだろうというのがわかるからこそ、そこにありがとうって言ってくれる海ちゃんが大好きです。


おっと、話がそれました。


でも本当に、そういうところ含めて考えていないように見せて考えてる海ちゃんが好きなのです。

何より「知ってもらう機会ができればTravis Japanを好きにさせる自信がある」

というのがファンと同じで私はとても嬉しいです。

きっと大体どのグループのオタクもそう考えてそうだけど、地上波や露出が少ないながらにも沢山の人を惹きつけるTravis Japanは見つかりさえすればハマってもらえると私も思っています。

だからこそ、もっともっと見つかればいいなと思います。

 



3:七五三掛龍也 

「ここにいるから、たくさんの人が自分を必要としてくれる」

 

可愛い、天然、と言われるTravis Japanアイドルしめちゃんが実はそれがコンプレックスで嫌だった、というのは男の子がよくいうかっこいいと言われたい、という思いがあるからなのかなあと思いました。

そしてだからこその黒歴史時代と言われる筋トレ時代があったのかなと思いました。

しめちゃんが「ファンがいいように捉えてくれて、このままの自分でいいんだと思えるようになった」という言葉って、2の海ちゃんとわりと似たような言葉だなって感じました。

アイドルも人間だから、悩んだり苦しんだり、自分のことを好きになれなかったりするんだなあって改めて思います。

そしてそんな彼らに自信をくれるのが私たちファンの存在なのだとしたらこんな嬉しいことはないですね。

「ここにいるからたくさんの人が必要としてくれるんだよな」と語るしめちゃんの言葉も本当に嬉しいです。

ジャニーズだから、アイドルだからこそ好きになってくれた人がいる、ということを感じてるしめちゃんが好きです。

そして、今度は意識しすぎて「ずっと可愛くいなきゃと思ってた」というのもそういう悩みがあるんだなって思いました。


しめちゃんって喜んでもらうことが好きな人なんだと思う。


自分がこうしたいというのもあるだろうけど、どうしたらファンは喜んでくれるかな言葉って考えてる気がします。

そして、先輩の助言を経て、素でいられるようになった、メンバーが素でいさせてくれるって122人も似たようなことを語っていたので、本当にTravis Japanのメンバーって素敵な人の集まりなんだなあって思いました。

素がダメなわけじゃないけど、ちゃかゃんのいう曲げられないところや、海ちゃんのいう不完全なところ、しめちゃんのいう正解じゃないところも全部受け入れて受け止めてくれるメンバーがいるってすごく心強いだろうな、と思います。

改めて、今の7人でよかったなあと思いました。

 



4:吉澤閑也 

「泣いてるメンバーを見たとき俺が支えなきゃって思った」

 

しーくんのイメージって、自己評価が低いなあというのが一番に来るんですけど、それ以上にメンタルが強い人だなって思ってます。

今回のインタビューでも出てくる「自分がどれだけちっぽけだったのか思い知らされて」そこで折れずに努力できるってことがとてもすごいなと思います。 

人間、自分に甘い人って多いと思うんですが、できないことで折れずに奮起できるしーくんってすごい人だなって思ってます。

もっとほかに書きたいことがあるけどそれはまたお誕生日に。


そんなわけで、しーくんは今回分岐点について語ってくれているのですが、3つあるうち、23にかけて一番意外だったし、一番理解できるなあと思いました。


グループに入れて嬉しかったけど、まとまりがなく兄組と弟組でばちばちだった時代。

そこから少しずつまとまっていった先で、今度はメンバーが抜けていったこと。

「仲間だと信じていた人たちがだんだん離れていくのを近くで見ていて人が信用できなくなっていた」だから「悔しい思いや悲しい思いを共有していない2人にグループを任せられるのか不安だったし、信用できずにいた」という言葉は、私にとって衝撃でした。

穏やかで海ちゃんに八つ当たりされても流せるおおらかさを持つしーくんが、幾度の脱退を経て、人間不信になって松松に対しても不信感があったってきっと、今じゃなきゃ明かせなかったことだと思う。

そして、その事実を別に伏せていてもよかったのに敢えて今告白しているのは、それを言える関係であるという証なのかなと思いました。

そして、だからこそ今のTravis Japanを大事にしたいという思いや、「自分にとってグループはここが最後かなと思ってもいる」という発言に繋がるのかなと思います。


そして、泣いているメンバーが折れてしまって、居なくなってしまうのが辛いから「俺が支えなきゃと思った」という発言もまた強いし、誠実だなと思います。

信じられなくなってたしーくんが乗り越えられたのは今のTravis Japanだったからと語れるくらいメンバーのことを信用できるようになったのは松松の人柄や、オリジナルメンバーの人柄があるんだろうなと思います。


信用、って時間があれば解決することではないと思うのです。

時間が経てば勝手に信用出来るようになるわけではなく、お互いの思いや行動をお互いが尊重し合わなければできないことだと思うので。

だからこそ、7人がそれぞれこのメンバーでよかったと語ることの説得力があると思います。

何より、そんなメンバーが集まったTravis Japanってやっぱり素敵でかっこよくて最高のグループだなと思います。

 



5:川島如恵留 

「メンバーがいたから今の道を選んだ 今の世界を選んでよかった」

 

如恵留くんはいつも大人で、歳下であることを忘れそうになります。

でも、あの夏、あの夜、全部投げ出して辞めようかと思ってたの、やっぱり…って感じがしますね。

自分がもっと頑張ってればって去年のあの後も言ってたし、メンバーやファンに申し訳ないって、そんなニュアンスのことを言っていたなあと思います。

でも「Travis Japanだったから、メンバーがいたから今の道を選んだ」って言葉を見て、改めて如恵留くんの周りにしめちゃんメンバーがいてよかったなあって感じます。


如恵留くんがあの日1年分くらい泣いてたなんてメイキングと本編だけじゃわからなかったね。

「一番近くに一番大切なものがあった」と気がついたのはあの日があったからだし、お互いに声をかけあって、支えあって、辛いことを7人でスクラム組んで乗り越えてきたんだなあ、と強く感じました。


それでも、あの日のあの苦しさは彼らは彼らで忘れられない出来事だろうし、ファンにとっても忘れられない出来事だったなと思います。


ところで如恵留くん、ファンはパートナー、メンバーは家族って言うのなら、自分の幸せを願ってください。

家族の幸せを願ってあなただけ幸せにならなかったら、家族は喜ぶと思いますか?

パートナーは喜ぶと思いますか?

喜べません。だから、如恵留くんの幸せも含めて家族の、みんなの幸せを願ってください。

必ず7人で幸せになってください。



 

6:松田元太 

「俺はやりたいことをやる。それをこれからも大事にしたい」

 

V6兄さんみたいになりたい元太くん、私がTravis Japanの未来がこうだったらいいなって思うのと同じで、やっぱり元太くんが好き!ってなりました。


それはさておき、元太くんの意識とか思考が本当に好きです。「一人の人間として自分の人生をしっかり生きたい」、それを「Travis Japanに加入して2ヶ月後くらい」にはそんなこと考えてた元太くん…当時まだ18歳なのにしっかりしすぎて、胸が痛いです。

元太くんの考えはいつも本当に私にとって理想の人で尊敬しかありません。

そして「普段からメンバーとの関係性がよければライブ中に(中略)自然とコミュニケーションが取れると思う」が、本当に納得だし、実際その通りだなあと思うのです。

それをわかって実行している元太くんが本当にすごいなと思います。


そして、自粛期間中、「自分になにが出来るのか、ステージに立つ上でなにを与えて、なにをもらってるのか」を考えて、「笑顔が循環してる」と言うところに着眼点がいく元太くんがすごく好きです。

何より、普段自然にしていたことをきちんと振り返って考えているところが、すごく好きです。

元太くんは陽気で元気でおバカな最年少ってイメージが強いけど、たくさん考えて考えて行動しているのが毎回インタビューで伝わってきてたくさんたくさん努力して、考えて悩んだりしながら今の元太くんを作り上げているんだなあって思います。


だからこそ、「俺以外のメンバーは弁が経つし、頭が切れるから語彙力のない俺は負けちゃう」って言葉が出てくるんだろうなあって思いました。

すごく一生懸命考えて話してるのは伝わってくるし、個人的には元太くんの言葉で最後まで聞きたいのだけど、元太くんが自分に気持ちをトリプルカイトが理解してくれて、パスを出してくれて助かっていると感じているのなら、いいのかなと思います。

何より、このインタビューの中で最も私が苦しかったのは「実は少し前までは悔しい気持ちもあって素直に喜べないこともあった」「でもそんなのもったいないと気づいた」「100%で祝ってそのあと自分も100%頑張ったほうがいい」そう言う考えに変えた、という元太くんに対して私は涙が止まらなかった。

 

悔しくないわけがないんだ。

メンバーであるとは言え、元太くんには元太くんの夢があってそのための努力をしているのに、自分に夢はまだ叶わないって近くにいるからこそ自分ち比べてしまったり、頑張って努力しているからこそ起こり得る感情だと思う。

それでも、それはもったいないから変えようって自分の意識を変えることができるって、そう簡単じゃないと思う。

「作品に出られないのは役に合う合わないからだって自分を納得させるんじゃなくて、逆に役にハマりにいってやるし表現力もあげてやるから今に見とけ」って思えるようになるまできっとたくさん自分の心に納得させてきたんだろうなって、元太くんが悔しいとき、悲しいときそうやって感情を整理して来たんだなと思うと苦しくて苦しくてより一層元太くんのことが好きになった。

それでも、そこから悔しさをバネにしてもっと頑張ろうって前向きになれるところも本当に尊敬しかなくて。

読んでてなんで私は元太くんの夢を叶えてあげられないのかなって悲しくなってしまった。

tube回したり、雑誌買ったり、投票したり、微々たることでしか力になれなくて悔しい。

元太くんの夢が全部叶ってほしい。

いつもメンバーの夢が叶いますようにと願う元太くんの夢も全部叶ってほしい。

本当に、幸せになってほしい。

元太くんも、Travis Japanも幸せになってほしい。



 

7:松倉海斗 

Travis Japanは自分の人生の一部、大きな存在」

 

松倉がSHOCKを分岐点に上げているのはこれまでのインタビュー通りだな、と思ったのですが、個人的に松倉くんのインタビューの中で、Travis Japanに加入しなかったらどうなってたか想像ができない、2人を選んでくれたメンバーとスタッフに感謝してる、だからグループに貢献するためにダンススキルをあげたいって言葉が出てきたことに私はとても感動しました。

去年いろんなインタビューを読む中で松倉くんはダンスで楽曲の世界観を表現することが好き、と言っているのを何度も見たし、今回も同様のことを話していて。

だからこそ、シンクロを大事にするTravis Japanって窮屈なんじゃないかなあって心配していたりしました。

でも「この7人だったら戦える。同じ夢に向かって掴み取りにいく。一生の付き合いになるって思ってるよ。」って言葉を受けて、杞憂だったのかなって思いました。

Unique Tiger』のサビもそうだけど、「7人で前だけ目指し 夢を掴み取ろう」と書いた松倉くんの気持ちに嘘はないんだろうな、と感じました。

平和ないいところは変えず、刺激し合う存在になれたら、という松倉くんの気持ちや言葉に、今の7人の良さや関係が詰まっているなあと。

本当に年明けてくらいから松倉くんがすごく生き生きしているように感じて、居心地いいんだろうなあと思っていました。

だからこそ、今回のインタビューで松倉くんのメンバーへの想いが聞けてとても嬉しかったです。

本当に信じたいなって思います、松倉くんの言う一生を。

 

 

 

 

7人のインタビューを受けて

メンバーを「家族とも友達とも仕事仲間とも違うメンバーとしか言い表せない」って言うちゃかちゃんや、「ライバルでもあるし、家族でもある」っていう海ちゃんに、「メンバーは家族」って言うのえさんと三者三様で、皆少しずつ考え方や感じ方が違う7人が、お互いを尊重して、受け入れて、受け止めて、同じ方向に向かって走っているんだなあと改めて感じました。

誰一人同じ人なんていないから、ぶつかることもあるだろうし、意見が分かれることもあるだろうけれど、優しくて平和で前向きで思いやりのある7人なら大丈夫なのかもしれない、と思います。

メンバーみんな歳下だけど、同世代に近いからこそ、Travis Japan7人の人間性にすごく惹かれます。こんなにできた人たちのファンでいられることが改めて幸せだなあと再認識しました。

そして、そんな彼らに「俺らの誇りだからね」と言ってもらえるような、そんな恥ずかしくない人間になりたいな、と改めて思いました。

私もまだまだ未熟で、足りないことだらけだけど、いつかTravis Japanがデビューするとき、私ももっともっと成長していたいな、と思います。

 

 

改めて、Travis Japanのファンになって幸せだなって思います。

だからこそ、Travis Japanには必ず幸せになってほしいです。誰一人かけることなく、7人みんなに幸せになってほしいです。

自分の無力さに凹む日もあるけど、これからも自分にできることを微力でも一つずつコツコツと続けて行きたいなと思います。

 

 

 

終わり。