愛を歌おう

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四天宝寺がすごいという話

四天がすごいという話


(久しぶりの投稿がテニプリです。)

初めましての方ははじめまして。





毎日テニチャを見てきて

ここに来て四天宝寺すごくないか????

ということに気がついたオタクのお話です。




何がすごいって

先輩達の大人さ。

精神の成熟早ないですか???

なんでそんな大人なん???

ってなりません????

私はなりました。




ということで早速お話ししていきます。





まず

①白石部長

何がすごいってもう色々となんですが。

まずは財前加入の話から。

財前加入のとき白石は2年生で部長をしています。

いやもうここですごい。

けどそれよりも自分の存在が不協和音だと俯く財前に

「一緒にならそやないか、不協和音」

と語りかけます

いやもうかっこいい、なんなん、かっこいい。

それだけでなく、自分が部長になってからの

練習は間違っていたと気が付き、潔く認め

そしてメンバーに謝れる精神力。

すごい。若干13歳にしてすでに大人。

もっと自由にさせなあかんかったと反省し

即実行できるところまで流石すぎる。



そこから半年、加入時は無表情だった財前も

そこそこ距離を詰め、感情を出したり

表情が出るようになったのは間違いなく

この四天の暖かさとか白石の寛大さが大きいと思う



がしかしその年の全国

白石まで回ることなく準決勝で敗退します。

(来年も同じですね…)

その謙也に対して、部長が落ち込んだところを見せてはいけないと

騎乗に振る舞っていたことでのちに謙也とU17合宿の試合でやや揉めます。

そこでそのことを反省し、改めて思いをぶつけてる白石

だからそうなんで反省と実行が早いの

白石の完璧すぎる人もそうですが

気づき、反省、実行までの切り替えがとてもすごい。

そして大人な対応です。

その落ち込んだところを見せてはいけない、という

部長としてあるべき姿を維持し続けたところも

完璧な部長であり続けた白石の強さなような気もします。



総じて白石がすごい、精神的に大人!としか言いようがありません。



が、白石よりもまだ大人の人がいます。

それが

②ハラテツ先輩

そうU17で出てきた白石達より一個上の先輩です。

彼はOVAにおいて3ヶ月しか部長をしていない、と話します。

それはつまり、白石に譲ったからです。

普通8月か、9月には部長交代をするところが多いでしょう。

となるとそこから3ヶ月白石は1112月に部長になったと考えられます。

このOVAでこの話に触れた際、ハラテツ先輩はさほど気にしていません。

それはたった3ヶ月で後輩に部長の座を譲ったことに後悔がないからがわかります。

すごくないですか?入部してわずか7ヶ月の後輩に

部長を預けることになってもそれが部のためであるならと

受け入れられる心の広さ。

さらには全国大会において

毛利と戦いたかった(かもしれない?)にもかかわらず

勝つ確率を取り謙也をお膳立てするところ。

でも結局、結果としてハラテツ先輩まで回りません。

その謙也の試合中、白石は謙也に大声でハッパをかけます。

同級生として諦められない思いがあったのかもしれません。

しかしもうおそらく自分まで回ってこないことを確信しても、

戦わずに中学のテニスが終わってしまうこともわかっていても

ハラテツ先輩は声を荒げることなく淡々と

謙也の試合の分析をしていました。

大人すぎませんか?

その理由はのちに語られますが、

勝ったもん勝ち、のためです。

勝つため、それが四天だからです。

ハラテツ先輩がカッコ良すぎてOVA泣きました。

そして多分、その先輩の想いを注いで、謙也さんは

全国大会、千歳に譲ったんでしょうね。

勝ったもん勝ちのために、その方が勝つ確率があるから。

先輩から後輩へと心の広さや強さ、優しさが受け継がれているから四天は強いんだと思う瞬間でした。



そんなハラテツ先輩の想いを間接的に白石達に伝えたのが

さらにハラテツ先輩の先輩に当たるひらぜん先輩です。

おそらく伝えることなく卒業するつもりだったであろう

ハラテツ先輩の想いをあえてひらぜん先輩が伝えることで

白石達は何のために先輩がそこまでしてくれたのかを

考え直し見つめ直す機会になりました。

だからこそ全国で財前に酷なことを命じたのも頷けます。

勝つ確率を上げる、勝ったもん勝ちの四天だからこそです。



先輩達がみんな偉大すぎて辛いです。

四天宝寺はみんな個性豊かで和気藹々としているけど

その奥に優しさや強さ、大人な考え方があるから

それぞれがそれぞれの強さを発揮できるのだな

と思いました。



さて忘れちゃいけない

③小石川先輩。

小石川先輩は1年前はレギュラーで

今年は千歳と金ちゃんの入部により

レギュラーとして試合描写はありませんでした。


1年前の全国、財前とペアになり

ストレート負けに終わります。

その際、財前は情けない試合、と言いますが

それに小石川は俺がフォローできなかったと言います。


財前入部の時もそうですが

テニスの実力は小石川<財前と見ていいでしょう。

白石謙也ペアをほぼ財前1人で勝てるほどでしたから。

だからこそ小石川先輩のフォローできなかった

が効いてきます。

全国2連覇を果たす立海相手にわずか半年の財前を出すにあたり

とりきれなかったところをフォローする役目、として出ていたのでしょう

できた人ですよね。

まだテニス半年の財前のフォローのため、

とわかっていて、だからこそ自分の責任だと

言える小石川先輩が大人すぎて、カッコええ、となりました。



四天宝寺は生意気な財前や自由奔放な金ちゃんに対しても対応がとても大人で、中学生やんな????

ってなります。




そして、四天宝寺って

あれだけ強い上に個性豊かなのに

大きな罰則がないのもまたいいところですよね。

金ちゃんへの毒手もありますが

あれは嘘であり、金ちゃんの体に本当に何かが起きるわけではありません。




それに対して

青学:グランド100周など

氷帝:負ければレギュラー降格

立海:鉄拳

比嘉:ゴーヤー




ゴーヤー、はさておき、残りは

結構精神的に、体力的にキツくないですか?

当然強くなるでしょうが、プレッシャーや怒り、不満など、精神衛生上めちゃくちゃいいとは言えません。




どんなにキャラが濃く、自由奔放であっても

こういう精神的にしんどい罰則がないというのは

穏やかな四天らしいな、と思います。




それでいて全国トップ4に入るんですから

よほど育成がいいといえます。

素晴らしいですね。




大人になってからテニスの王子様を見ると

こんなに子供の頃大人な考え方できたかな、と思います。

とりあえず四天がおとなでかっこよすぎて

四天宝寺に惚れました。

これまで特別好きな学校ってなかったんです。

最推しは別校ですが、どの学校も魅力的だなあ、と思っていました。

このOVAたち見てしまったらもう、

学校なら四天宝寺が好き、というしかないです。




最後に。

そんなひらぜん先輩、ハラテツ先輩、白石先輩たちから

受け継がれた優しさは絆、強さは財前へと。

白石部長がいかにすごかったかを改めて知り財前は

やめよっかな、と口にします。

実際内に閉じこもっていた1年頃ならそうしたかもしれません。

しかし仲間達が財前を支えよう、と思っていることを知り

改めて部長としてやっていくことを決めるのです。

仲間がいること、受け継いだものをつなげていくことを

知ったからこその財前の変化にも感じます。




いつか、財前から金ちゃんへ思いや強さを受け継がれる日がくるんですかね

楽しみなようで寂しい

でも、素直で天真爛漫な金ちゃんだから

きっと素敵な3年生になっていることでしょう!!!!!!







はーーーーーー


四天宝寺ってやっぱり素敵!!!

すごい!!!!!

というお話でした。